深沢のゲーム日記

好きなゲームについてひたすら書くだけの日記です

【DXM】最終大型アップデートですって

終わってしまうみたいですね

dxm-portal.gamematome.jp

私はオンラインゲームをあまりしないのと、サービス終了より先に飽きることが多いのもあって、なんというかこういう感覚は初めてのようなそうでないような、という感じです。
元々カードゲームが(すごい下手ですけど)好きで、DTCGにはいろいろ手をだしているのですが、その中でも、DXMはこの一年で一番プレイしたゲームだったので、結構驚いています。

また、新カード発表と同時に、こういうアナウンスをしたこともなかなか驚いていて、当面遊べる、と言われましても、こうやってアナウンスされちゃうと売上は落ちることは否めないだろうに、誠実だなぁ、と。
ということで。
過去にも感想を書いたのですけど、ちょっと振り返りつつ、感想を改めてまとめたいと思います。

個人的に楽しかったところ

防御の選択肢を残したこと

昨今流行っているDTCGって、防御側の選択肢がそんなに多くないんですよね。
ハースストーンがそうだから、というのもあるんですけど、それ以上に、デジタルなカードゲームで防御側に操作を介入させると、とにかくストレスがたまるんですよね。
プレイしながら対面で会話することができないデジタルゲームにおいては、「相手の行動を待つ」というのは結構なストレスです。
それに、ゲームに爽快感やビジュアル的な派手さを求めたとき、爽快感があるのは「攻撃側」なので、攻撃側の選択肢が多くなっていくのは仕方ないことだと思います。

そんななかで、マスの配置を使うことで、防御側に一定の選択肢を設けたと思わせたっていうのはかなり画期的だと思っています。
本当の意味で防御側が選択肢を持つには、相手が攻撃宣言した時に誰でブロックするかを選べる仕組みなんですけど、それだとテンポが大幅に落ちてしまうのに対して、この形式であれば、ある程度防御の選択肢が選べるんですよね。

ゲームのテンポは損なわないようにして、それでも防御しやすい、防御に意味がある、という設計はなかなか面白いなぁと思ってました。

使いたくなるカードが多いこと

これ結構賛否分かれるところではあるんですけど、「使いたくなる」と「強い」が両立していないカードが多くて、それが楽しかったです。
カードが追加されるにつれて「使われないカードにも光を当てたい」ってなった結果、「使いたいかつ強い」みたいなカードが増えてきたのは事実ですが、変なカードが一定数ある環境ってやっぱり楽しいんですよね。

あと、強力なカードを出すときはメタカードを同時に出しているのも結構良いことだと思ってます。
もちろん想定以上にメタが役に立たない環境になった時もありますし、たぶん今のヴァリーは「想定以上にメタカードが役に立ってない環境」なんですけど、全体的にお互いに抑制しあうようなカードを出そう、というスタンスにも好感が持てました。
※ちなみにヴァリーについて昨日書き漏れていたころを述べておくと、単純にヴァリーとスパルタクスが双方ニュートラルなのが問題で、例えばヴァリーがイズモ専用カードでスパルタクスがオリンポス専用カードだったら色々変わってたと思うんですけどね。

なお、個人的な意見を言えば、バランスは決して悪くないと思っています。
人が多くてメタが回るスピードがもっと速ければ、このくらいのバランスはあんまり気にならなかったんじゃないかなぁ、と言う感じですね。
もちろん、思うところが無かったワケじゃないんですけど、私はそもそも連敗すると冷静な判断できないタイプなので、そんな私が「このカードクソ!」って言ったところで、みたいな部分もあります。
どちらかというと、「使われないカードが使われないままだった」のがちょっと残念ではありましたね。
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というか↑のカード本当に全く見かけなくてもう面白いレベルですよね。
これコスト3でも使うか怪しくない?

個人的に残念だったところ

ユーザエクスペリエンス

何よりこれが大きいですよね。
DeNAのゲームはオセロニアもそうなのですが、「なんかもっさりする」んですよ、プレイしていて。
それだけじゃなくて、同時に「なんか画面がごちゃっとしてる」ので、よけいに邪魔に感じるんですよね。
この辺はもっとしっかりしてほしい、と私は思ってます。

……ちなみにこんな話を友人に愚痴ったら、「そもそも日本のデジタルなコンテンツって全部ごちゃっとしてるよ」と言われて、確かに! と思ったので、このゲームだけの話じゃないのかもしれません。

ただ、画面がゴチャっとしてて、しかももっさりしてると、いらだつことも多いので、ゲームの外側でストレスを感じることが多かったのは間違いないです。

音質

これかなりもったいないなぁ、と思ってました。
特にメフィスト直後でタイトル画面が派手になった時に、「あれ? 音質わるくない?」って思っちゃったレベルです。
なんか妙に曇って聞こえる声が多くて、かなりビットレート下げてますよね、これ。
せっかく名の通った声優を使ったりオーディションしたりしても、ザラッとした音になっていて、ちょっと残念でした。
BGMも結構好きなんですけど、効果音含めてかなり耳でわかるレベルで音質下げられていて、もったいないなぁ、と思ってました。

実はずっと期待してたのですが

なお、最後なのでちょっと無茶な要望を述べておくと、海外展開してほしかったです。
新カードの展開が遅くなったり、バランス調整が遅れても良いから、海外展開を優先してほしい、とすら思ってました。

デジタルの対戦ゲームは海外の人とも戦えることがウリだと思っていて、その中でもカードゲームみたいにミリ秒単位での同期を求めないようなゲームは、グローバル展開しやすいものだと思ってるんですよね。
日本で地盤を固めてから、って言う考えはこの場合合わないと思っていて、日本と海外でプレイングの傾向が違うんですから、最初から海外見てて良いと思うんですよ。こういう対戦ゲームは。
英語版のサイトとかあって結構期待していたのですが、結局海外展開とかPC版とかでなくて、残念だったなぁ、と思ってます。

ということで

こうやって書いてると思ったよりも喪失感があるなぁというのが正直なところです。
私はそもそもライトなゲーマーなので、今も他のゲームと並行してやってるし、多分来年の今頃は別のゲームをしていると思います。
そういう意味で、あんまり入れ込んでるつもりはなかったんですけど、冒頭でも述べた通りこの一年間一番プレイしたゲームであることは間違いないですし、もっといろんなカードを見たかったのも事実です。

最後のカードセットも面白そうなので、最後のカードセットを見送るつもりですが、それが落ち着いてから次は通勤中何のゲームするかなぁ……