深沢のゲーム日記

好きなゲームについてひたすら書くだけの日記です

【Faeria】最近Faeriaにハマりつつある

最近結構やっているボードゲーム寄りのカードゲーム

家でやるPCのカードゲームで何か面白いの無いかなぁ、と思って、色々あさっているときに、「Faeria」というゲームをSteamで見つけて、ちょっと触ってみたのですが。
これが結構面白くてハマってしまいました。

今日初めてランクマッチに潜ったので、感想をまとめてみました。
ちなみにフェアリアって読むみたいですね。

基本的なルール

基本的にはデジタルなトレーディングカードゲームです。
詳細は公式サイトを見たほうが早いですが、大体以下のようなイメージです。

  1. 1デッキは30枚固定
  2. 初期マナは3マナ、1ターンにつき3マナずつ獲得します
  3. 初期手札は3枚
    1. 後攻のプレイヤーのみ、「探検」という特殊カードが得られる
  4. 初期ライフは20、ライフが0になったら負け
    1. デッキが枯渇しても即座に敗北することはなく、カードを引く代わりにダメージを受ける
  5. 広めのフィールドにお互いが手札からカードを出して戦う
  6. プレイヤーは手札の使用とは別に、以下の行動ができる
    1. 基本地形(草原)を2つまで設置する
    2. 山、森、砂漠、池のいずれかの土地を1つ設置する
    3. 追加でカードを1枚引く
    4. 追加で1マナを得る

カードの使い方なんかはハースストーンを下敷きにしてる感じですが、基本的には盤面にクリーチャーをお互いにおいていく、将棋的なゲームです。
また、この手のゲームに多い、主人公別のスキルではなくて、土地の数に応じて使えるカードが変わるのがポイントですね。

面白いところ

もはやボードゲーム

一辺が四マスの六角形のフィールドでお互いにクリーチャーと土地を並べて、相手の本陣を殴ってライフを0にするのが基本的なルールです。

上下の端がお互いのプレイヤーで、左右にはクリーチャーが触れると1マナを得ることができる井戸が合計四つあります。
クリーチャーは自分のターンで1マスだけ動けるので、非常にボードゲーム的なルールですね。

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まぁ、こんな感じで、陣取りゲームです。
土地はすでにある自分の土地(少し明るい色の方)の隣か、自分のクリーチャー(白いコマ)の隣にしか置くことができません。
クリーチャーは自分が出した土地にしか召喚できないルールがあるので、自分の陣地をうまく相手の近くに広げれば一気に攻め込めるので、できれば陣地を広げたいんですよね。
ところが、強力なクリーチャーを出すためには特殊な土地(山、森、砂漠、池のいずれか)が必要で、その土地は1ターンに1マスしか置けないので、強力なカードを使うにはなかなか盤面を広げられないんですよね。
何もない普通の土地(草原)は2個おけるので、場を広げるにはコレでどんどん陣取りしていくのが強いんですけど、かといって強力なクリーチャーを出すには、特殊な土地が必要、って言う。
盤面の取り合いだけでかなり選択肢が広いので、これだけで結構楽しいです。

序~中盤の選択肢の圧倒的な多さ

プレイヤーは毎ターン1枚のカードを引くあたりは普通のTCGなのですが、そこからさらにボードゲーム的な要素があるので、ある程度盤面が揃うまではとてつもなく選択肢が多いです。
もう時間足りるかなぁみたいな感じですよね。なれないうちは時間が足りないか、盤面コントロールが疎かになります。

あとこのゲームやってると思うんですけど、選択肢が多いからってなんでもやると大体負けるんですよね。
特にマナが毎ターン3マナずつ貯まる形式なので、7マナのカードを使うには、何もしなかったら3ターンまたなきゃ行けないわけです。
井戸の横にユニットおいたり追加マナ獲得すればもう少し早くできますが、それでも1ターンはカードを使わないターンが出てくるんですね。
この何もしないって選択がすっごい勇気が要るんですよ。
他のカードゲームの場合だと、ターン開始時にマナが全回復するので、カードを使わないってのはそれだけで大幅なロスアドバンテージじゃないですか。
でもこのゲームは毎ターン得られるマナが固定なので、強いカードを使うには、何もしないターンを挟まないといけないってのが面白いです。

更にいえば、何もしないとは言っても、ボードがあるので、クリーチャーを動かしたり、土地をおいたりとなんだかんだ操作するので、何もしない(できない)ストレスが少ないのも良いですね。

ソロプレイの豊富さ

ソロプレイだけで数時間できます。と言うか、数時間やってますがまだ終わりが見えません。
カードの種類はそれなりですが、盤面の取り合いって言うルールを知るには、やっぱりCPUとある程度戦えるのは良いですね。
いろんなCPUと戦えますし、パズルとかもあってなかなか面白いです。

残念なところ

日本語化の弱さ

正直上記スクリーンショットのために日本語にしましたけど、英語のほうが読みやすいです。
OKボタンを「オッケー」ってカタカナ表記しちゃうところに自動翻訳臭がものすごく香ってきます。
ただ、英語ってだけでやっぱり尻込みする人もいますから、(日本で)広がる上では日本語化はしっかりしてほしいなぁ。
フォントも残念だったりするので、結構致命傷です。

英語でやれば良いので大丈夫かな、とも思いますけど、普通にプレイしようとすると最初に言語が日本語になっちゃって、残念な日本語を読まされるので、そういう意味ではちょっと入り口が残念です。
ちなみに声もついてないので、そういう萌え萌え要素なくて地味なのも結構評価分かれそう。

終盤に於いて「詰み」が見えやすい

カードゲームって、最終的にガツンって大逆転できるカードとか出てくる面白さもある程度はあると思うんですよ。
ボードゲーム要素があるこのゲームで、大逆転できちゃうとそれはそれでつまらないのである程度は仕方ないと思うのですが、ライフがどんだけ残ってても「あ、これはもうひっくり返せないな」って盤面になることが結構あります。
もちろんカードの引きの強さも結構あるし、それなりに運要素もあるので、盤面をひっくり返す手段がゼロってわけでもないですし、これ以上引きで勝つ要素が増えるとボードゲームっぽさはなくなっちゃうのでバランス取るのは難しいと思いますけど。

特に、おそらく初心者向けに作られている緑デッキ(森を展開していると使えるカードを中心にしたデッキ)は、盤面の取り合いを重視した色のデッキなので、このゲームの面白さを体験できるのですが、同時に他のカードゲームに慣れてる人には辛いんじゃないかなぁ、と思います。
他のカードゲームに慣れてる人は赤デッキ(バーンカードが山盛り)だと良いと思います。

ちなみに私がランクマッチ(とはいえまだ2戦しかやってない)で使ってる赤デッキはこんな感じ。

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こんだけボードゲームしてるって言いながら、あんまりボードゲームしてないデッキ使ってます。
ルール難しい……

まとめ

DXMは携帯で、FaeriaはPCで、って感じで住み分けしてプレイしているのですが、これまでやっていた他のカードゲームのプレイ時間をごっそり奪うほど楽しいので、ぜひやってほしいです。
私がYouTuberだったらFaeria実況とかしてるね、絶対。