深沢のゲーム日記

好きなゲームについてひたすら書くだけの日記です

【DXM】隠密がわからない

よく書いている気がしますが、私にとって、イズモは使いたいけど使い方がわからないタイプの勢力です。
バウンスとか、威圧とか、非常に動きがトリッキーで、やはり派手なんですよね、プレイングが。*1

基本的にどのゲームでも「トリッキー」と言う言葉に鼻血が出るほど興奮するような私にとって、とにかくイズモは魅力的な勢力なのですが、全然うまく使えません、
いつもトリッキーなデッキを作ってるつもりで頑張っているのですが、最終的にカードパワーで殴るデッキができてしまって、強くないんですよね。
トリッキーに対する熱い憧れに相反して私はトリッキーなデッキを使いこなすセンスがないのかもしれません。

そんなみんな(私の周囲30cmくらい)の憧れイズモですが、そのイズモ勢力の中でも特に使い方がわからない効果が隠密です。
今回はそんな隠密について長々と考えてみます。

そもそもDXMにおける隠密の効果とは

隠密の効果について、私は最初すごい勘違いしていて、その辺りも含めてまずは効果の説明から。

「隠密」スキルを持つユニットは、相手のガーディアンパワーやスキルのターゲットになりません。ただし、対象が全体のスキルや対象がランダムのスキルの影響は受けます。

From: 公式ポータル

隠密の言葉の響きから、ハースストーンの隠れ身、シャドウバースの潜伏みたいなものだと勝手に思っていました。
つまり、戦闘ダメージを受けないかつ直接攻撃、のような。

ところが実際に使おうとしてデッキ構築画面を開いたら、ただ単に対象にとれない効果だったので、拍子抜けだったのを覚えています。
もちろんこれは私が単純に隠密という言葉の響きに、さらに言えばニンジャという存在にに過大な期待を抱きすぎていただけなのですが。

隠密のここがわからない

次に、隠密を使っていてなんだかよくわからないなぁ、と言う部分を、改めてまとめてみます。

隠密の恩恵が見えにくい

実際に隠密を持ったユニットを出しても、大体次のターンに除去される事が多いです。
相手の速攻ユニットで相打ち取られるか、目の前に高スタッツのユニットを置かれて攻め手を失うか、全体除去やランダム除去で更地にされるか。
あるいは、アグロを相手にすると、隠密ユニットを無視してボコボコにされるのですが、これは隠密だろうがそうでなかろうが同じことなので、今回は除外します。

思ったより隠密に対する対策手段が豊富なので、対してその恩恵がわからないんですよね。
例えば次のターンになって隠密ユニットで確実に相手ガーディアンにダメージを与えられるなどのであればわかりやすいのですが。
その場合であっても、次のターンまでまたぐ速攻でしかないので、やはりあまり強くないですよね。

有効なタイミングがわからない

どうせ隠密を持ったユニットを出すなら、それが有効となるタイミングで出したいのですが、そのタイミングがわかりません。
基本的に、隠密を持ったユニットは相手が単体除去を使いたいタイミングで出すのが強力です。使えなくなるので。
しかし、相手の手札が見れない以上、相手が単体除去を持っているかがわからないので、このタイミングがわからないんですよね。

他にも、沢山並べると全体除去を使われそうなので、あまり沢山並べるのは得策では無いと思いますし、全体除去を嫌って単独で出しても、単独で出すとランダム除去に非常に脆いので、自分の盤面がどういう時に有効なのかもよくわかりません。

隠密を相手にするとここが邪魔

ただし、実際に相手にすると困る事が多いので、次は自分がどういう時に隠密ユニットを邪魔に思うのか考えてみます。

マナが余る

特にイシスやハデスなどの、対象を指定するガーディアンパワーが使えなくなるのは困ります。
ガーディアンパワーは手札を消費しない代わりに2コスト使うにしては微妙な効果が多いので、ガーディアンパワーは2ターン目に2コストの適切なユニットがない時か、マナが余っている時、あるいは手札が枯渇している時に使います。

DXMでは、次のターンにマナを持ち越せないので毎ターンマナを使い切る動きをしたほうが絶対的に有利なので、たとえガーディアンパワーといえどもそれを使えないことでマナが余ってしまうのは、後々にボディーブローのようにマイナスになることが多いです。

無理な除去を強いられる

また、隠密を持つユニットは攻撃力が高いユニットが多く、除去しなければ痛い目を見るユニットばかりです。
そもそも、イズモのコンセプト自体がかなり攻撃的なので、2ターンも放置してしまうとHPが半分になることだってあるため、無理してでも除去をしなければなりません。
劣勢の場合だと特に手札に単体除去があるのに、相手のユニット1体のために全体除去を使わなければならないことがあり、だいたいそれが敗着の一手になることが多いです。

とにかく行動が制限される

とにかく隠密を持ったユニットが一体いるだけで行動が大幅に制限されることは間違いありません。
例えば本当は除去を使ってから速攻ユニットで次は攻撃しようと思っていたのに、除去を使えずに速攻ユニットで相打ちを取らなければならないとか、壁にするには少しもったいないようなユニットを仕方なく壁に使ったりと、先々のプランが崩れるので、非常に相手にすると厄介です。

その意味では、過去に記事にした「破壊時効果」と同じですね。
fkatsyalikegame.hatenablog.com

DXMでは破壊時効果を邪魔だと思うことは非常に少ないのですが、隠密は邪魔だと思うことが多い印象を持っています

まとめ

こうして考えてみると、隠密の効果は疑似的に相手を事故らせるということなのかな、と感じました。
あくまでそれ以上でもそれ以下でもないために、隠密が効果を発揮して相手が行動できなかったのか、単純に相手の手札が悪いのか、使っていて判別がつかないことが、使っていると強さを実感できない理由なのかもしれません。
本当はこれまでも隠密ユニットのお陰で攻めが止まらなかったことがあったの、かも、しれません。

観戦などで双方の手札が見えている状態で隠密がどういう結果になるのかをじっくり見てみたいところですね。

ちなみに、こういう強さが実感出来ないカードは、強さを実感できるレベルまで強化してしまうとだいたい強すぎるものなので、私が強いなぁと思う隠密のカードは、おそらくオーバーパワーなのかもしれません。
この辺とか。
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それでは次回の「怨念がわからない」でお会いしましょう。たぶんやりません。

*1:トリッキーなデッキを得意とする勢力はイズモとルクソールだと思っています